※追記 2023.4.19、2023.4.21
この記事を公開した後、記事中にもあるようにOCOSの通信講座を受けました。
そして本当にw、講座終了後にお仕事の紹介がありました。
結果として、昨年はOCOS系列の会社ACNからのみ文字起こしのお仕事をいただいていました。
特に10月から3月の一般的な文字起こし業界の繁忙期には、
他の会社のお仕事を受ける余裕がないくらいACNからお仕事をいただいていて
忙しかったです。
なのでこちらのブログが放置状態になってしまいましたという言い訳なんですが( ;∀;)
詳しいリポートは改めて記事にしたいと思いますが、とりあえずOCOSは文字起こしの通信講座としてはおすすめです。
期日が迫っていますが、金曜日(2023年4月21日)までなら
20,000円引きの割引価格で通信講座を受講できます。
↓
締め切りが月曜日(2023年4月24日)に延長になりました。
※2023.4.21追記
文字起こしの副業を考えている方は、リンクを貼っておくので見てみて下さい。
ーーーーー追記ここまでーーーーー
『文字起こし』の仕事や講座は昔からありますね。
最近ではテープリライター、テープライターなど呼び名もさまざまだそうで。
日頃から
「文章のことなら全部好きっ」
と言っている私ですが、文字起こしの存在は知りつつも内容はイマイチ知りませんでした (^^;
改めて詳しい作業内容などを調べてみると
「これはやってみたいし、とにかく学んでみたい!」
と思い、更にタイミングよく
「ここでなら学んでみたい!」
と思う通信講座との出会いがあり、現在講座参加を考えています。
文字起こし(テープリライター)通信講座
おすすめ文字起こし講座 ↑
文字起こし(テープリライター)とは
文字起こし
テープ起こし
テープリライター
テープライター
これ全部同じ職業を指しています。
以前は『パソコン速記』なんて言葉も見かけました。
『反訳(はんやく)』という呼び名が主流だった時期もあったそうです。
テープ起こしなどの名前から、想像するのは
『録音したテープを聞いて、聞こえてきたものを文章にするお仕事』
といったところでしょうか。
今ではテープという言葉自体が意味不明な世代もありそうですね (;^_^A
作業内容を詳しく調べると
・相槌や「え~」「あの~」など、取り除いても良い部分を取り除いて文章を書き起こす「ケバ取り」
・相槌なども含め全ての内容を正確に書き起こす
「素起こし」(逐語起こし)
などがあります。
これだけだと簡単に聞こえますが、やはり実際の作業内容は依頼者によって違いがあるとか。
ケバ取りや素起こしのほかに話の内容を変えず、加筆もすることなく文章を整えて書き起こす「整文」もあります。
聞き取る媒体も今は音声データや動画が増えているようです。
動画って個人的にはすごく意外でした。
でも最近はテレビもYouTubeも字幕つきが多いですよね。
てことは、仕事として字幕に書き起こしている人がいるってことですもんね。
そう考えると動画データが増えているのも納得です。
インタビュー記事で例えると、
インタビューした音声をリライターさん(文字起こしをする人)が文字起こし。
更にそれを元にライターさんが記事を書いて完成。
という流れもあるそうです。
このようにリライターが起こした文字がそのまま公に出るわけではない場合もあります。
1つの文章が仕上がって世に出るまでには想像していたよりも多くの人が携わっているんですね。
リライターさんは文字起こしを通して下地作りをするお仕事と言った雰囲気でしょうか。
とはいえ、何事も下地は大切。
文字起こしの作業でも分からないワードなどが出てきたらネットなどでちゃんと調べつつ進めます。
なので何かの分野に特化して専門知識のあるリライターさんであればそのジャンルの文字起こしのお仕事が取りやすくなりますね。
文字起こしをしながら自分の得意な分野の情報に触れることができて楽しそうです。
(もちろん情報管理は厳守ですが)
個人的には、この『調べつつ進める作業』にとっても惹かれました。
なぜなら、言葉でも裏取りでも調べながら文章を作成している時にびっくりするほど幸せを感じるからww
(文章ヲタク、文字ヘンタイと呼んでもらってかまいません)
そして『いかに読みやすい文章にするか』の作業は永遠に考えていられるほど好きです。
で書いてるブログがこれかと言われるとお恥ずかしい限りですが
反訳と速記
余談ですが、
文字起こしがそもそも『反訳』と呼ばれていたのは速記が関係しています。
速記というとおそらく昭和生まれの方はご存じなのでは……?
私はバリバリ昭和なので若い時に雑誌の裏表紙とかにある通信講座の広告に載っている速記術に興味津々でした。
速記とはまだ今のようにお手軽な録音アイテムがなかった時代、議会や記者会見などの内容を速記独自の符号を使って書き留める作業のこと。
速記を行う人は速記者と呼ばれていました。
子供の頃、テレビで政治家を囲む記者たちが皆すごい勢いでメモ帳にペンを走らせていた場面をよく見ました。
今はスマホが政治家を囲んでいますよねw
時代ですなぁ。
そして、この符号を一般的な文章にする作業が反訳でした。
なので今でもお役所など公的なところでは反訳という言葉が残っていて、
「テープ起こしや文字起こしは正式名称ではなく、反訳が正式な呼び方だ」
という意見もあるそうです。
現在は録音データを誰でも簡単に録れるようになり、速記の全盛期は過ぎてしまったようです。
そんな流れがあって反訳の呼び名も変わっていったのでしょうね。
とはいえ速記は今でも学生さんが興味を持ったり、YouTubeにはたくさん速記の動画も配信されています。
速記技能検定もあるようですが、コロナの影響なのか??理由は不明ですが、今年以降の検定試験は見つけることができませんでした。
テープ起こしを学ぼうと思ったわけ
10代の頃から文章好き(読むのも書くのも好き)で20代の時に校正の資格を取りました。
すでに別の職種で働いていてそちらが忙しく、憧れの校正の仕事は資格を取っただけで転職には繋げられませんでした。
『校正』は、簡単に言うと原稿と照らし合わせて誤り(誤植)を見つける作業。
もっと踏み込んで原稿そのものに誤記や事実と異なる箇所がないかなどを調べるのが『校閲』になります。
『校閲ガール』がドラマ化されたので知っている方も多いかもしれませんね。
そんな校正の資格取得から月日は流れ、今はいくつかのブログに自己流で記事を書きまくる日々。
文章を書いていると
「やっぱりがんばって校正の仕事に就けばよかったなぁ」
「あのまま若いうちに頑張っていたら校閲の仕事も夢じゃなかったのかも」
「文字を扱うプロになりたかったなぁ」
という文章のプロへの憧れが強くなる一方。
若いからとかで誰しも簡単に就ける仕事ではないのは分かっています。
でも文章をすり合わせたり、間違いではないのか考えたりするのが好きすぎてついついそんなことを思ってしまうんですよね。
とにかく、プロとしての校正者は年齢やその他諸々考えると一回生まれ変わらないとなれない状態 (^^;
最近、たまたま目にしたテープリライターの求人募集がきっかけで文字起こしを詳しく調べてみたらとってもやってみたいけど、未経験者は採用不可とのこと……( ;∀;)
そんな時に長い間お世話になっている方の会社に字起こしの通信講座があるのを知りました。
もちろん講座では先ほどの『調べつつ進める』や『整文』など私の大好きな作業も学べます。
そんな作業をプロの方からちゃんと教えてもらえるならぜひとも勉強したい!
独学ではなく、もうひとつ踏み込んだ文章の勉強をするチャンス!
しかも全く知らない会社の通信講座だと受けるか悩んだかもしれませんが、知っている方の会社なのでぜひとも受けたい気持ちが高まりました。←今ココ
そんなわけで
私の場合は動機がちょっと特殊。
好きすぎて文章に関することは何でも是非とも学びたい!という気持ちで受けたいと思っているので副業として……というのとは少しズレがあるかもしれません。
もちろん、講座で学び終われば実際の仕事にもチャレンジしたいですが、普通の動機としては文字起こしの講座は副業や在宅の仕事として考えている人が受けるものですよね(;^_^A
文字起こしの副業(仕事)としての可能性
私ももし講座を卒業できたら次は学んだからには実践してみたいとテープリライトのお仕事も探すと思うので調べてみました。
現在は副業を認める会社も出てきていますよね。
更にコロナ禍での生活様式の変化。
以前は少数派だった在宅勤務というスタイルが今後このまま当たり前になっていくのかな???という流れになっています。
大人の勉強白書2020によると
・コロナがきっかけで何か勉強を始めた人は21%
・副業をしている人は2019年が1割にも満たなかったのに2020年は14.3%
これからする予定の人を含めると23%
したいと思っている人を含めると61%
にもなります。
引用元:note.com
副業や仕事に関して何か勉強してみたいと考えている人は実際にかなりいるようです。
文字起こしは副業としては?
そもそも職業としてはどうなんでしょう?
「音声変換ソフトも実際あるし、AIにとって代わられてゆくゆくは消えちゃう職業なんじゃないの?」
という声もあります。
でもスマホで音声入力しようとして全然違う文字に変換されて爆笑したなんてことないですか?
私はあります。あと「つ……かえなっ」とつぶやいたこともw。
やはり日本語は特に難しいようで、私たちが簡単に意味を理解できる言葉でもAIにとっては音が同じでも全く意味の違う言葉をそれぞれ正しく判断するのは難しいそうです。
そこはやはりまだまだAIよりも生身の人間ということですね。
また、先程も書きましたが、
近年のYouTubeをはじめとした動画ブームで動画内でよく使われているのがテロップ。
動画のテロップを文字起こしの業者に依頼するユーチューバーも少なくないそうです。
最近、ブログならぬVlogが流行っていると知って
「ブログも文字から動画に変わりつつあるとしたら文字を書くことに関連する仕事はなくなっちゃうのでは?」
という不安もありましたが、やはりまだまだ文字に変換する仕事は残りそうです。
実際、数日前に見たVlogでもテロップはガッツリ入っていました(^^)
文字起こし通信講座
私が受けようとしている通信講座は『OCOS(オコス)』という講座です。
OCOSでは以下の点も良いなと思いました。
・サポート体制
他の通信講座も見てみたんですが、質問の回答は『メールのみ』や1対1での質疑応答は『学校まで出向いた人のみ』という所もありました。
OCOSではメールの他にZOOMまたはスカイプでのサポートも用意されていました。
知っている方の会社なのでメールやZOOMでのサポートがいつでも丁寧なのは知っています。
なのでOCOSでも対面でのサポートがあるのはとても安心です。
・20年以上の実績
OCOSと同じ会社にはテープ起こし部門のACNがあります。
OCOSでの3か月の講座を修了すると認定証が発行され、ACNのテープ起こしのお仕事を優先して紹介してもらえるのですが、このACNは20年以上続く反訳業務部門。
長く続いている会社ということで安心感があります。
老舗ってやっぱり印象が強いですよね。
・実際の仕事
他の通信講座では
認定証をもらうための試験がそもそも受からないようになっている
とか、
講座を終えたらあとは自分で仕事は見つけてくださいと言われ仕事の探し方セミナーを勧められた
など、ホントかな?と思うような話もネットにありました。
確かに、私も20代の頃に
「医療事務の資格があれば就職に困らない」
の言葉につられて医療事務の講座を受講。
資格取得直後に大量の無地のはがきが講座側から送られてきて
「これに自己アピールを書いてたくさんの病院に送りましょう」
と言われ、それ以外の就職のサポートは何もなく
「はぁ?」
となった経験はあります。
まだインターネットがない時代だったのでハガキだったんですねぇ (;^_^
今はランサーズなど在宅の副業やお仕事を探せる術もあるので自分で積極的に探したりアピールしたりはもちろん大切ですが、やはり認定証を取得した後に野に放たれるように放り出されるのはちょっと不安ですよね。
OCOSは文字起こし会社と同じ傘下の講座ということで通信教育のみの会社の講座よりも後々のお仕事につながりやすいと思います。
まとめ
文字好きを語るブログになってしまいましたがここまでお読みいただきありがとうございました。
文字起こし講座を無事に卒業してテープ起こしで収入が発生した時には副業の記事としてまた追記してみたいと思います。