今回はかなり頻繁に繰り返していたココロの嘔吐とララの食欲不振、両方が一度に解決した話です。
ワンちゃんもネコちゃんもその子によってそれぞれ違うと思いますが、ちょっとでも参考になったら嬉しいです。
最近の ララ(左)とココロ(右)。2人とも無事に14才になりました。
ペットの嘔吐や食欲不振に食事台見直しのすすめ
L'sフードスタンド
先にどのメーカーの食事台を使ったら嘔吐と食欲不振が改善したのか紹介しておきますね。
L’s Standというメーカーの食事台です。
購入の流れでも書きましたが、好きな時に購入できなくて、再販のお知らせが出たら申し込むスタイルなのですが、今回の募集(のアナウンス)はすでに始まっているようです。
シニアの募集枠は制限なしですが普通枠は先着順の15名のようなので、もし興味を持たれた方はこんなブログ読んでないで先にL’s StandさんのInstagramを見てみてください。(2021年2月2日現在)
猫の食事台やうつわは今まであれこれ試しましたが、体調が改善できたのはわが家ではL'standさんのみです。
L's standさんはオーダーメイドでその子のからだに合った台を作ってくれます。
うちできれいに写真が撮れなかったので😅L'sStandさんが完成時に送ってくださった写真を載せました。
若干ですがララの方(右)が数センチ低くなっています。傾きは同じにしてもらいました。
食べやすさと安心安全にこだわって作られています。
食べやすさは食事の時の空気の吸い込みを最小限に抑えられるようにからだの作りを考えて考案されています。
安心安全に関しては
ホルムアルデヒドなど化学物質が最も低い木材
安全性の高い自然塗料
毒性がなく安全性が高いボンド
などを使用して作られています。
もぅ私の希望を全てかなえてくれているような製品です❤
L's StandさんのInstagramにはいろんなワンちゃんネコちゃんの様子も紹介されています。
また、こちらのサイトでは詳しいスタンドの内容を見ることができます。
今のところ、詳しい情報は上記のInstagramとBASEの2つになるようです。👇👇
追記:現在新たにホームページを作成中でBASEはお休みされているそうです。
なのでやり取りなどはインスタグラムを活用して下さいね。(2021年2月5日現在)
読んでいくと作り手側の情熱が伝わって来ます。
使用する材料も厳選されていて、、説明を読んだ瞬間に
「ここでうちの子のフードスタンドをお願いしたい!絶対お願いしたい‼」
と思いました。
猫の食事台が気になったきっかけ
「猫のごはん皿の高さ、もっと変えた方がいいんじゃないか?」
と思い始めたのは、ララの前脚の様子からでした。
スコティッシュホールドは骨に異常が出る子もいると言われています。
今のところララは健康診断でも異常はないのですが、猫種がら気を付けて観察はしていました。
そして10才を過ぎたくらい?から、前脚がたまにカクカクすることが出てきました。
一瞬『カクカク』っとするんですが、まだ高い所の昇り降りや遊んでいてのジャンプや高速ダッシュや家中を駆け回ることも難なくこなせています。
(今14才ですが、変化はなく現状維持といったところです)
痛がる様子もなく触らせてもくれています。
そんななので日々の様子をまめに獣医さんに報告していて、今のところ
「まだ何か施すこともなかろう」
「食事で調整(例えば、軟骨をごはんに加えるとか)すれば良いでしょう」
という状態です。
とは言え、ご飯を数回に分けて食べるようになり、1回の食べる時間も次第に短くなって来て、2~3口食べて止めてしまうことも増えていました。
そんな時にふと、
「もしかして食欲の問題ではなく、特に食事中のような一定の時間前脚に負担がかかる姿勢をするのは食べにくいんじゃ……?」
「だとしたら、食べたいのに食べられないとかだとかわいそうだな」
と思い、お皿の高さを変えた方が良いんじゃないだろうか?と考えるようになりました。
とは言え、市販の食事台は「猫が食べやすい高さ」としか言っていなくて、イマイチ決め手に欠けます。
それにどれも似たり寄ったりのものばかりで、「これならとっくに使ったよ」的なものばかりでした。
「しかたないから自分でDIYするか」
と思ったものの、具体的にどんな高さや状態ならララの前脚に負担がかからないのか
(そもそも本当に負担がかかっていて食べられないのか??)分からないことだらけで何もできないまま時間だけが過ぎていました。
そんな時にL's Standさん発見。
L's Standさんはあまり露出が多くないので、見つけられてラッキーでした。
L'sさんとの出会いと購入の流れ
出会いは私がInstagramで勝手にフォローしていた猫の飼い主さんがL'sさんのスタンドを購入されたことを投稿していたことからでした。
その投稿からL's Standさんのインスタに行き、即フォローさせていただくと同時に食い入るように何度もインスタや先程のBASEのページを読みました。
犬猫の骨格に合ったオーダーメイドスタンドで、自分でうちの猫にピッタリの食事台を作りたいのにDIY出来ないでいた私は『オーダーメイド』の言葉に食いつきました。
自分の代わりに作ってくれる人がいるなんて♡しかもどうしてこの高さが食べやすいのかしっかり説明してくれてるし。
説明を読めば読むほどまさに私が探し求めていたフードスタンドでした。
後日談ですが、説明を読んだ時点では
「ララの前脚の負担軽減に良いかも!」
「ココロの吐き癖にも効果あるかも」
とは思ったけど、実際ここまで色々改善されるとは思っていませんでした。
(L'sさんスミマセン)
そして即買い!と思ったわけですが……
フードスタンドのオーダーは定期的にL'sさんのインスタで募集するのでそこを狙ってオーダーするとのこと。
まぁ、大量生産ではない手作りの証ですね。
なので、随時オーダーを受け付けているわけではないようです。
先ほども書きましたが、今回の募集の受け付け開始のお知らせが既に投稿されております。
そんなこんなで見つけて少し経ってからL's Standさんのオーダー募集が始まり、速攻でオーダーしました。
そこからかなりお悩みや今の猫たちの様子などを伝えるやり取りをしました。
また、L's Standさんの方からも制作にあたってかなり詳細なアンケートも送られてくるのでそちらもガッツリ回答しました。
やり取りをしていると、
「本当にフードスタンドを一生懸命作られているんだな」
というのがひしひしと伝わって来て、こちらにお願いして良かったと思いました。
やり取りをあらためて見返すと、オーダーから商品到着まで1か月半くらいだったようです。
(オーダーの受付順番でまた違ってくるのかもしれないので、あくまで参考までです)
また私が申し込んだ時は途中、担当の方がケガをされるというアクシデントがあったため、もしかしたら通常よりも時間がかかったのかもしれません。
支払いはPaypayで送金。
価格はL's StandさんのInstagramのストーリーにあります。
使ってみて
まず驚いたのがココロの嘔吐が数日で改善されたこと。
えっ?減ったの⁈
ええ。減りました。
正直まぁまぁ改善はするのかなと思っていたけど、ここまでスタンド1つで改善するとは思っていませんでした。
(ホント、L'sさんスミマセン)
獣医さんにも様子を報告すると
「食事台を変えて嘔吐が減ったのはあり得ることですね」
と言われたので、スタンドの高さを考えるのも一案なのではと思います。
ココロは1~2年前くらいから毛玉嘔吐が頻繁に。
ラグドール(長毛種)だからか?換毛期が来ると嘔吐が頻繁になるようです。
スタンドを変える直前は本当に頻繁に吐いていて、早朝に2回吐いて夕方また吐くなんてこともありました。
空腹時や排便前の胃が動き出す時に吐くようです。
また、昨年初めて毛玉と一緒に血を吐いてしまってビックリして半泣きになったこともありました。
こちらはすぐに獣医さんに連絡すると
「猫の消化液は強い酸性だから何度も吐くとその消化液で消化管が荒れてしまって血を吐くことがあるけど、割とよくあるから。他に様子がおかしくなければ心配しなくていいよ」
とのことでした。
そしてL's Standさんの食事台に変えた直後は換毛期も終わった時期だったこともあり、嘔吐が減り、最終的に2週間に1回吐くか吐かないかくらいまでになりました。
今までの様子から、食事台を変えなかったらそこまで減ることはなかったのではないかと思います。
また、嘔吐が頻繁だったころは吐き癖もついていたのか?お腹がすいてガツガツ食べると食べている途中や食べ終わった直後にそのまま全部吐いてしまってテンション下がって「ごはんはもういらない」とフテ寝するという吐き戻しもよくありました。
なので1回のごはんを3回に分けて1時間おきに少しずつあげたりもしていました。
それでもたまに吐いていました。
L's Standさんのスタンドにしてからはそんな吐き戻しに関しては変えてすぐぐらいに1回あっただけでそろそろ使い始めて半年ですが吐き戻しは起こしていません。
また換毛期が来ると毛玉は吐くし、続けて吐く時もありますが以前よりも治まるのが早いようです。
なので嘔吐の回数も断然減りました。
もちろん、スタンドを変える前にあれだけ頻繁に吐いていたのでララと共にココロも半年に一度しっかり健康診断を受けさせていますが毎回問題なしです。
問題なしなので今まで食事制限や投薬は特になく、代替療法(ホメオパシー)でケアして様子を見ていましたが、食事台を変えてからはたま~に念のため換毛期にホメオパシーでケアするくらいで代替療法もほぼほぼ出番無く過ごせています。
あと、ココロはカリカリが好きなのですが、舌の使い方が下手なのか?以前の食事台ではカリカリはほとんど舌でお皿の外にまき散らしてしまってテンション下がって「いらない」となっていました。
赤ちゃんの時はカリカリも普通に食べられたんだよ~。
いつのまにかヘタクソになっちゃったんだよ~💦
カリカリを見せた時の喜んだ顔とまき散らした後のガッカリ感の落差が激しくてかわいそうでした。
それもL's Standさんにしてからはお皿の傾斜も考えて作られているのでカリカリもうまく食べられるようになりました。
わが家の猫たちは手作り食と市販のフード半々くらいなのですが、なにしろ2人ともお水を単体では飲まないのでスープご飯状態にして水分を摂らせています。
なので以前はココロは水分も舐め取るのがヘタで食べ終わった後のお皿の周りがビショビショでしたが今はかなり食べ終わったあともきれいなので水分も上手にとれているようです。
ララはスタンドに慣れるまで2日くらいかかりましたが、
その後はよく食べるようになり、季節で左右されていた食欲も今は安定しています。
それまで夏は本当に食べなくなり心配していましたが、去年の夏はL's Standさんのスタンドに変わっていたせいか夏バテもなくしっかり食べていました。
今も1食を何度もお皿のところにきて数時間かけて完食していますが、以前と違い
「え?まだ食べてるの?」
という時もあるくらい1度に食べられる時間が長くなりました。
なので完食するのも早くなっています。
ごはんおいしいね💕
ということでやはり前脚に負担がかかっていて食べたいのに食べられなかった説もありだったのかなと思います。
「食事内容に飽きていてかたくなに食べないんだろう。ララは我が強い所があるからね」
なんて勝手に考えていてごめんよーって感じです。
でも気づいて改善出来て本当に良かったです。
少し大げさかもしれませんが、このままフードスタンドを変えなかったらもしかしたら2人の寿命を縮ませていたかもしれないとそんな不吉なことがチラッと頭をよぎることがあります。
なのでL's Standさんに出会えて本当に良かったです。
なによりララもココロも少しでも快適に過ごせるようになったのがとても嬉しいです。
と同時にフードスタンドがこんなに重要だとは思っていなかったのでホントびっくりです。
猫たちが元気なうちに分かってよかったです。
問題点
問題点というほどでもないですが、人間側の意に反してココロが横から食べている時がありますww
横からもイケるっ!
正面からだと食べこぼししないけど、横からだと食べこぼしが若干あります😅
たぶん正面に移動するよりも早く食べたい気持ちが勝ってしまっての横からだと思います😅
横から食べても特に吐き戻しなど体調に影響は見られないし、問題なさそうなのでそのまま好きにさせています。
ふ~、おなかいっぱい。食べられるって幸せ❤
食後の日向ぼっこはお約束w
以上、ララココロの体調管理に意外にも食事のうつわの高さや傾斜度の変更が効果を発揮した話でした。